2018年1月15日月曜日

サントリーカップ第14回全国小学生タグラグビー選手権 東京ブロック予選

平成30年1月14日(日) サントリーカップ東京ブロック予選 in戸吹

あと一歩

あと一歩が届かず、全国への切符を手にすることが出来ませんでした。
5年生いなくてごめんm(_ _)m


今年も大寒波の中(昨年は確か、、、最強寒波だったかと)、サントリーカップ第14回全国小学生タグラグビー選手権 東京ブロック予選(通称 都大会)が、八王子の山の上にある「戸吹スポーツ公園」で行われました。
大会を主催、運営頂いた関係者すべての皆様、本当にありがとうございました。

昨年と同様、会場近くの公園で体を解してからの会場入り。
全国を知る頼もしい(か?)中学生達もウォーミングアップに付き合ってくれる万全の体制。
昨年と同じ近所の方が声を掛けてくれました。早朝から騒がしくてすみません。


この大会に、いずみの森ユナイテッドからはベアーズとドラゴンズが出場。
関東交流会・・ではなく、待ちに待った本番。
いつもは都大会=悪天候だったので、良い天気なのが不思議です。


4年生、5年生で構成されたドラゴンズにとっては、来年、再来年の為の大会。
予選では1勝も出来ず、3位リーグへ。
3位リーグでは待望の1勝を挙げ、参加16チーム中16番手だったポジションは少しだけ上げるコトが出来ました。
トップチームとの差がどれだけ離れているのか?そんな現在地を知らされた大会だったと思います。
この経験を次に繋げていきましょう。
来年はトップチームに入れるか?の熾烈な競争からだね


トップチームのベアーズ
前年度の先輩達が残していったとっても大きな荷物。
それは「全国優勝チーム」という重すぎる荷物。
その重圧に圧し潰されそうになりながらも、一気に上昇してきた今年のベアーズ。
最高の状態でこの日を迎えました。

死の組と言っても良いほどの強豪ばかりが集った予選リーグ。
その予選リーグ最大の山場であった、3戦目の小柳ライトニングス
今年、何度交流したことだろう。
お互いの手の内が分かっている相手。
でも手の内が分かっているからこそ、見せたことのない必殺の攻め方を隠し持ちつつ。。。
どれだけ、小柳ライトニングス対策を考えたことか・・・

お互いの1、2戦得失点差では小柳ライトニングスがリードしていたので、ベアーズが決勝リーグに進むためには、勝つのみ。
そんな緊迫したムードの中、この1戦に賭ける意気込みが凄く、高い集中力を保ち、相手チームの得意としているランプレーを止めることが出来、無事に決勝リーグに駒を進めるコトが出来ました。
強敵に勝ったことで涙が溢れ出してしまう、それぐらいに気持ちが入っていたゲームでした。
一気に盛り上がるチームと応援団たち。
ムード、ストーリーは2年前の全国初出場を決めた、あの都大会と全く同じ。
ゾクゾクした試合展開でした




決勝リーグ

初戦は絶対王者の七国スピリッツ。
このパターンも2年前と全く一緒。

この時点ではどれだけ失点を防げるのか?数少ない得点チャンスを活かすことが出来るのか?といった、勝利ではなく内容に拘って挑んだ1戦でしたが、ものの見事に完敗。
恐ろしいまでに研ぎ澄まされた集中力を持つ、今年のスピリッツ。
見ていてため息が出てしまうほどに「凄かった!」
桁違いの強さを見せつけられました



2戦目、ひかりきっずくらぶ
1戦目に負けはしましたが、2戦目、3戦目に勝利するコトで全国大会出場するコトが出来る決勝リーグのシステム。
次の相手は今年度の東京タグ大注目のひかりきっずくらぶ。
その難敵相手に、ベアーズは1度も大会で勝てたコトがありません。
そんなビハインド状態であったものの、得意のハードワークと縦への突破で相手を封じ込めることに成功。
いよいよ残すは最終戦。


3戦目、白小フェニックス
2年前の都大会。(様子はコチラ
あの時は、直前まで全く歯が立たなかった白小フェニックス相手に、ロースコアゲームで執念のドローに持ち込み、得失点差で全国初出場を掴み取った、因縁のライバル。
この試合に勝つか、引き分ければ全国大会出場という、2年前と本当に同じようなシチュエーション。
2年前と違うとしたら、予選リーグでの試合数が1試合多いコト。
そして白小フェニックスとの対戦が、決勝リーグ最終戦という体力も気力も少なくなっている状態での緊張する試合だと言うコト。
予選も決勝リーグも気の抜けない試合ばかりだというコト。

ふと、そんな違いから来る2年前との違和感が脳裏をよぎります。


超緊迫した雰囲気の中でキックオフのホイッスル。

1週間前に行われた交流試合でのガチの対戦では、勝利していたものの恐らくチカラは互角。
その互角を表す、取ったら取り返すのシーソーゲーム。
見ている方も息詰まる試合内容。
狙っていた攻撃の形でキレイに得点できるものの、試合が進むにつれてどんどん勢いづく白小フェニックスの選手たち。
そして後半、その白小フェニックスの鬼気迫る勢いが更に増しつつも、同点のまま白小フェニックスの怒涛の攻撃を何とか防ぎ、この攻撃を防ぎきれば得失点差で・・・

と思った瞬間、固かったはずのディフェンスに穴をこじ開けられ、ねじ込まれ、勝ち越しを許すトライ。
そのままノーサイド。

負けたくない、より、「勝ちたい!」が勝った、そんな試合だったのかな、と思います。
中学生たちも見守ります

シーソゲームで後半戦へ

攻め込むものの・・・

戦い終わって・・



七国スピリッツ、白小フェニックス、全国大会出場おめでとう。
全国大会での東京タグの大活躍を祈っています。
願わくば、カップを東京に持ち帰ってきて欲しいです。
(あれっ?そう言えば、あのサントリーカップはいつ返すんだろか?)
おじさんからの暖かいアドバイスが心に沁みます。




今年度、対戦・交流頂いたり、指導頂いた全ての皆様、ありがとうございました。
多くの交流や練習を行うことで、レベルアップをするコトが出来ました。
強敵相手に勝利出来たり、競り合うことが出来るまで辿り着く事が出来たのは皆さんのおかげです。
これからも交流、指導をお願い致します。


いずみの森ユナイテッド保護者の皆様
この日も朝早くからの送り出し、見守り、応援、本当にありがとうございました。

小柳ライトニングス戦の勝利で流した美しい涙、
白小フェニックス戦の悔しい敗戦で流した美しい涙は、子供達が精一杯頑張ってきたからこそ流した涙だった思います。
そんな美しい涙を流せる子供達に成長してくれたコトが一番嬉しく、そして誇りに思います。

全国大会出場の夢は叶いませんでしたが、この経験がきっと子供達を大きく成長させてくれる事だと思うし、そう思ってもらうようにしていきたいです。

引き続きのサポート、宜しくお願い致します。



いずみの森ユナイテッドのメンバー達
ベアーズの死闘とも言える、ライバルたちとの凄い試合を目の前で観てどう感じましたか?
観ている人全ての人達が感動するような、目指したくなる様なチームを目指しましょう。

タグラグビーをする為に、学校生活を疎かにしないコト!
練習に来るコト!
練習に来たら、頭を使って練習に挑むコト!
タグラグビーが出来る環境を作ってくれる保護者や周囲の人に感謝するコト!


ベアーズの5年生へ
ベアーズ入りして、セカンドメンバーではあったけど、次年度に持っていける「何か」を掴みましたか?
今の意識のままじゃあ、次年度はベアーズに入れない気がしています。
それぐらいに同じ5年生達の気持ちは強いよ!
それ以上に4年生達はもっと強い意識が芽生えているよ!
2年生、3年生から続けてきたちっちゃなタグっ子。
大きな大きな変化を期待します。


ベアーズの6年生へ
キミたちのあんなに泣きじゃくる姿を初めて見ました。
今年は大きな大会で負けても泣いてしまう姿が少なかった世代。

周りからは当然、「(昨年)全国優勝したチーム」という目で見られるけれど、自分たちに自信を持つことなぞ許されないほどに見せつけられた現実。
感じていた自分たちの実力。
だからこそ周りからの声に耳を傾け、必死で吸収し、もがき苦しんでいたみんな。

もしかすると、「タグラグビーは楽しい」って思えなかった、そんな1年にしてしまったのかも知れませんね。
我々大人が。

自分達が努力してきたこの1年は、全国に行けなかったからと言って、色褪せる事はありません。
その努力の中で得た、信頼で繋がっている「仲間たち」
そんな仲間が出来たこと、そんな仲間が出来ることの素晴らしさを後輩たちに伝えていって欲しい、そんな気持ちで一杯です。
そんな仲間たちと最後の冠、多摩カップ奪還を目指して下さい。


万感の思いを込めて・・・

素晴らしい試合をありがとう!
感動をありがとう!