2017年9月4日月曜日

2017年度 関東交流会<9月>

平成29年9月3日(日) 八王子市戸吹スポーツ公園

冬のタグラグビー全国大会予選に向けて、各チーム、スパートが掛かる秋
その秋を告げる風物詩が、関東ではこの関東交流会となります。

交流会を主催、運営頂いた関係者すべてのみなさま、そして当日役割分担での大会運営のお手伝いを頂いたすべてのチーム関係者のみなさま、本当にありがとうございました。


参加チームは全国出場経験チーム、全国出場したら上位トーナメントに進出するようなチーム、勢いのあるチーム、明るく元気のあるチームなど、12団体、合計38チームが揃いました。
何故か最近のタグラグビーイベントは良い天気(・・?



いずみの森ユナイテッドは、次回10月1日に行われる関東交流大会では、トップチームの6年生達が学校行事で全員不参加となり、トップチームの全国大会予選前の大規模な交流会参加はこの日が実質ラスト。

勝ち負けよりか、内容が問われる1日です。


Cカテゴリー
いずみの森ユナイテッドからは、経験の浅い子供や下級生達で編成されたライオンズがエントリー。

あまり練習に来ていなかったり、こういった大きな交流会に初めて参加したりと、まだまだタグラグビーとしての形が出来ていない子供達ばかりではありましたが、普段はおまり大きな声が出せない大人しい女の子が、そのチーム全体のもどかしい動きに業を煮やして大きな声で、チームメンバーに要求していたのにはビックリ!
出せないんじゃなくて、出してないだけ(笑)
声を出せる工夫した練習を考える必要性を改めて感じさせられた一場面でした。
始めたばかりだけどボール持って前に走る!って基本に忠実な女の子です



Bカテゴリー
悩みに悩み中の6年生と、ベアーズ入りを目指している5年生や4年生などで構成されたドラゴンズ。
悩み多き最上級生は依然として迷路に迷い込んだままでしたが、大人しくも真面目にタグラグビーに取り組み、合宿でも果敢に挑戦していた5年生女子の動きが秀逸。
いずみの森ユナイテッド女子歴代メンバー(一部の奴ら除く)の象徴である「サボらない」動きで、チーム全体のバランスが保たれ、殆ど交代なしで試合に出場し続けていました。
経験も浅いメンバーですが、この真面目なスタンスの女子メンバーは、きっとチームに欠かせない存在となる事でしょう。
応援したくなる・・・そんな存在でもありますね。


Aカテゴリー
1週間前に合同合宿をした日野小さんの1試合目、現時点での関東頂点に君臨する七国スピリッツさんが2試合目など、気の抜けない相手ばかりに全10試合。

当日の朝にレギュラーメンバーの女子が体調不良で欠席となった為、6名のメンバーで強豪相手の交流試合に挑むこととなりました。
1週間前の合宿での状態と、この日の対戦相手を考えると、全敗しちゃうんじゃないか?と思うぐらいに一向に調子が上向かなかったトップチームのベアーズ。

それでもこの1週間でメンバー同士が考え、意識が変わり・・・
この日は最初の2戦で勝てはしないものの、チームとしての動きは格段とよくなり。
七国スピリッツとの3点差完封負けを除くと、負けは1点差とこちらが予想していた以上の結果に。

勝ちきれない、勝ってもなんだかモヤモヤしてしまう、そんな秋の季節の結果は一昨年準優勝チームと同じような状態(その様子はコチラ)に感じました。
まだまだ伸びるよ!
抜かれてるね。。。



Aカテゴリー全勝同士最後の試合は、七国スピリッツvs日野小
この2チームが現在の関東で1,2番を争う実力だということを、この日参加している全チーム関係者が理解しており、まるで何かの大会の決勝戦並に大勢のギャラリーに見守られての一戦。
息が詰まるほどの緊迫した内容で引き分け。
決着は次の機会に持ち越されました。


いずみの森ユナイテッド保護者、関係者のみなさま

この日もチームの引率、見守り、大会運営サポートをありがとうございました。
また、見学、練習に付き合ってくれた中学生もありがとう。
前日に「行くよ~」と笑顔で言っていた(らしい)中学生女子2人。
何故か姿を見かけなかったけど、どこにいたのかな?家? (-_-メ) 

この秋は多くの遠征があったり、学校行事も多くて大変な時期になります。
心身ともにキツくなってくると思いますが、暖かいサポートをお願い致します。

また、普段の練習や遠い場所への遠征には応援参加は難しいと思いますが、近くの会場で行う交流試合や大会もあります。
お子様が頑張っている姿を少しでも応援に来て頂けると、子供達も非常に喜んでくれると思います。
是非、応援をお願い致します。
150試合以上の交流会が、予定より30分以上も早く終了する異常な大会運営スピード。凄い!





おまけ・・・

ずっともがき苦しんでいた、ある6年女子メンバー。

この日は天国と地獄を見た1日だったんじゃないでしょうか。

チームの失点の多くは、この女子のタグミスか入れ替わりタグから崩されたパターン。
それでも下を向かずに、練習で挑んでいる「チャンスに飛び込む」を実践してくれました。
強豪チーム相手に、ディフェンスに穴を空けてくれた仲間の背後から、勇気を持って飛び込み、ど真ん中をぶち破ってのブレイクや同じパターンでの独走トライ。

トップチームに入れるか入れないか、ギリギリの線上にいた女子が目覚めてくれた交流会でもありました。

偉大なる姉を持つが故に、比較され周囲から大きな期待を持たれ、悩み苦しんでいた大人しい1人の女の子。
タグラグビーの経験は長い方となり、経験年数からいくと昨年のプラチナ世代と同じかそれ以上。
それでもなかなか上達せず、同じミスを永遠に続けてしまう悪いループに。
自信など持つ余裕もなく、必死に、必死に食らいついて上手になろうと藻掻いてた。

その女の子が劇的に変わろうとしている・・・
そんな瞬間に立ち会えた事を嬉しく思います。