2016年6月20日月曜日

2016年度 多摩カップ<春>

2016年6月26日(日)
Blogに載せろ!とうるさいのでTOPに持ってきてやったぞ!


金曜日の夜から明け方まで降った雨で順延となり、予備日の日曜日開催

日曜日は快晴どころか、真夏の暑さでの大会となりました。

この多摩カップは青稜中学校先生のご厚意で、開催頂いている素晴らしい大会で、運営も中学校や近隣の小学校などからの応援があって成立しています。

いずみの森ユナイテッドとしての参加以外に、ベースとなっている小学校での学校行事で参加してくれたメンバーも加わり、いつもより数の多い団体での参加となりました。
当初の予定通り、土曜日開催だったならもう少し学校行事での参加メンバーも多かったそうなのですが・・・
違う機会に是非また参加を!お待ちしております。

さて、いずみの森ユナイテッドからは4チームが参戦
上級者カテゴリーはトップチームのベアーズ
下級生カテゴリーには、ドラゴンズ、ライオンズ、タイガースの3チームが参加です。

ライオンズ、タイガースは参加予定者が減ってしまい、5人ギリギリでの試合で、ドラゴンズからサポートを受けないとままならない状況。
それでも、つい最近からタグラグビーを始めたメンバーや学校行事で参加してくれたメンバー混合でのチームで、楽しそうに大会での試合に挑んでいました。
良い結果はなかなか出ませんでしたが、炎天下の中、一日中グランドを走り回っていましたね。
良い結果を出す為には・・・練習に来ること、練習に来て先輩やコーチからのアドバイスをしっかりと聞いて挑戦してみること、そして、タグラグビーを楽しむコトです。
この夏も交流会や大会が目白押しです。どんどん挑戦してみましょう!!!

悩めるドラゴンズ・・・
キャリアのある女子5年生3人に加え、先日入ってくれた元気者の5年生男子3人が良いスパイスとなり、全く別のチーム!?と思ってしまうぐらいに、チームが良い意味で変わりました。
前回のTokyo CUPで露呈した、「戦う意識の低さ」と「他人任せ」という意識の問題。
そこからくるスキルの低さが悪い循環になってしまっていましたが、HCやトップチーム、中学生などからの徹底した指導のおかげでガラリとチームカラーが変化していました。
もちろん4年生女子の献身的な動きも見逃すことは出来ません。

予選では苦しみながらも全勝で1位通過。
トーナメントも順調に勝ち進み、決勝では予選で苦しめられた未来の七国主力メンバーとなるであろう、七国ミニリッツ。
ここでも苦しみながら、相手の攻撃を必死で食い止め、見事に勝利!
トーナメント優勝しました。
下のカテゴリーではあったけど、勝利の感覚はどうだった?
この感覚をずっと味わいたいという、強い気持ちと、この仲間と一緒だったから勝利出来たんだ!という気持ちを持って、次のステージに進んで欲しいです。
楽しみなチームとなりました。


トップチーム、ベアーズ

悩めるドラゴンズに唯一いた6年生が合流しての少しいつもとは違った構成です。

予選1試合目は、いきなり昨年の全国3位チームの浦安トップチームとの対戦です。
スロースターターなのか、イマイチ調子が出ないまま、ズルズルと試合時間だけが進み、引き分けか!?と思われた時に、ようやく狙っていた崩しからのトライで勝ち越し。
そのままホイッスルでノーサイド。
初戦から心臓に悪い試合の展開です。
初戦からギリギリの戦いばかり・・・


2試合目は「気をつけろよ!」って言っていた大外をマクられ、失点。
しかし、後にこのミスがあったから、強敵相手となった場面で、大きなミスにならなかったのは良かったんだと思います。

3試合目
七国スピリッツ。先日のTokyo CUPではギリギリの勝利で勝ってはいましたが、集中力が下がるとあっと言う間に得点されてしまう・・・そんな気の抜けない強敵です。
そして、集中力がなかった試合開始早々トライを奪われ、そして連続して失点。
どーしたの?と喝を入れる前に、自分達で修正し、頭を使いながら相手のスキを伺い同点、勝ち越しに成功。
公式戦で七国スピリッツ相手に2度も勝つ、という快挙に大人の方がオロオロとしてしまってました。
緊張の予選3試合目


3戦全勝でカップトーナメントへ。
1位通過となったので、2位、3位通過の七国スピリッツと浦安ブラックは別の山に。
決勝まではコケる訳にはいきません。
つ、強そうに見えん・・・


カップトーナメント初戦はワケの分からないミスで失点こそするものの、危なげなく勝利。
準決勝は七国のNO.2チーム、侍スピリッツ。
事前に試合を見ていましたが、トップチームよりディフェンスが固いんじゃないか?ってぐらいに、守りの動きが秀逸な相手。
前半はスコアレスで終わりそうな時に、ようやく相手のディフェンスを崩し1点先制。
後半も2点目を何とか取るものの、攻めでは殆どリズムを取れないままに終わってしまいました。

決勝は・・・予選1試合目で対戦した、浦安ブラック
勝てたものの、ギリギリでの試合だったので、子供達も緊張しているのか?と思いきや・・・
暑さからか、もうひとつの強敵が負けたからなのか、イマイチ気乗りしていない状況。

そんな落ちているムードの中、6年生の中心女子メンバーが、背中をバチンバチンと叩き、「起きろーーー!スイッチ入れろー!」と一喝!!!
彼女は昨年度の全国出場メンバーなのですが、当時は元気すぎる先輩女子達がいたので、そういったムードを変える役割は先輩に譲り・・・
今年はその役割を自分で担い、周りの空気を読んで、笑顔でスイッチ切れてた男子たちを追いかけまわしていました。
プレーも凄いけど、ムードを一変させる能力が凄い!
この明るさでチームに元気が戻ってきました。

コーチとして何もすることが無いぐらいに、自分達で考え、修正しながら、前に進もうとするこのチーム。
良いチームになろうと進化しています。

決勝戦は参加メンバー殆どが見守る中での戦い。
予選よりも動きは良くなり、無駄な失点はあったものの、全員でパスを繋ぎ、前に進み、相手を余らせてのトライを重ね、見事に勝利し、多摩カップ初優勝しました!
多摩カップ、ファイナルは本日2度目の対戦!



この大会が開催されるにあたり、ご準備頂いた青稜中学校関係者始め、全てのみなさんに感謝致します。
いつもいつも素晴らしい運営の上で、こういった良い大会に参加出来るコトは本当に幸せです。
熱中症や大きなケガなく終了!



いずみの森ユナイテッド保護者のみなさま
移動での帯同、大会運営サポート、チームサポートなど、いつもいつもありがとうございます。
また、新しくメンバーになった保護者のみなさまも、初めての大会参加にも関わらず、温かい声援や手厚いサポートに感謝です。
夏の練習や大会は、みなさんのサポートがないと乗りきれません。
引き続き、宜しくお願い致します。
大きく変わったドラゴンズ!優勝おめでとう!
バンザイ慣れしてないね。。。
ここから大きく、正しく進化するドラゴンズに期待しています!※中央後ろの黒いのはゴリのぬいぐるみです




ウチのHCがBlog(Blogはコチラ)で書かれていたコト以外で、少しだけ思うこと・・・

中学生が当たり前のように練習に来てくれる・・・
これはチーム設立当初に思い描いていたチームの姿でした。

初代いずみの森ユナイテッドが卒業し、その初代が中学生となり小学生相手に・・・
と思っていた矢先に、チーム内での様々な問題で、タグが大好きだった中学生になった初代達が全く来なくなってしまいました。

そんな中で、初代ドラゴンズのキャプテンだけは、一人で体育館での夜練、休日の練習に、いつもいつも顔を出してくれていました。

決してタグラグビーが上手では無いのだけど、持ち前の明るさで周りに明かりを灯し続け、ホントに一人でずっと練習に顔を出してくれていました。

そんな彼が居たから、2代目、3代目の子供達も卒業してからも顔を出してくれたんだと思っています。
「ああ、来て良いんだ・・・」って。

彼が居なかったら・・・
今のいずみの森ユナイテッドは無かったんだろうと、改めて感じた多摩カップでした。

中学生が当たり前の様に、小学生相手の練習に参加する今のチーム風土。
これは間違いなく、彼がチームとしての命を紡いでくれたお陰です。

ありがとうね!








大会結果です。間違って記載あるかも知れません。m(_ _)m
※httpsだと下記結果が表示されません。








2016年6月6日月曜日

TOKYO CUP 2016

平成28年6月5日(日)

TOKYO CUP カップトーナメント優勝!!!!

5年前、いずみの森ユナイテッドというチームで初めて参加した大会、それがTOKYO CUPでした。
まだユニフォームもなく、体操着軍団で60名近くの素人軍団で乗り込んだ富士森公園陸上競技場
選手もルール知らない状態、コーチも当時は現HCのみ・・・

当時の決勝戦などで繰り広げられる異次元の戦いを、尊敬の念を込めて魅入っていたのを思い出します。

TOKYO CUPという名の、全国決勝大会規模の大会で、東京のチーム以外には、関東近辺、遠くからは仙台、石川からも参戦。
昨年のサントリーカップ決勝大会に出場した1チームと、ベスト8に進出したチームが6チーム。
そして、今年5月に行われた関東交流会でそんな強豪チームをすべて撃破し1位になったチーム。

超豪華な顔ぶれが揃った大会・・・
贅沢な環境です。
土砂降りの雨の中の開会式


いずみの森ユナイテッドからは3チームがエントリー
また、エキシビションとして昨年の全国準優勝メンバー(中1)と、その準優勝メンバー以上のスキルを持っているOB(中2)も参加

ライオンズ、ドラゴンズの様子はHCのBlogでご確認下さい。m(_ _)m
殆ど見れてません。。。

トップチームはベアーズが参戦

予選は無失点、全勝するものの、甘いディフェンスが気になる状態。
予選1戦目。土砂降りの雨は何処に?ぐらいの快晴となりました


午後のカップトーナメント1回戦、石川県のみこま戦で、いきなりその甘いディフェンスが露呈し、先制点を奪われる。
昨年からの傾向では、先制点を奪われた試合で、逆転勝ちした実績が全くなかったので、嫌な予感が過ぎりましたが、何とか押し切り1回戦突破。

カップトーナメント2回戦(準々決勝)は、昨年の東日本交流大会予選で完敗している、宮城県青葉西タイタンズ戦
関東では見たことがない攻めの連続で、息も詰まる接戦でしたが、虎の子の1点を守りぬき、辛勝で準決勝へ。
厳しい戦いでした


準決勝は・・・
昨年のサントリーカップ決勝と同じカード、七国スピリッツ戦です。

昨年、いずみの森ユナイテッドベアーズは、全国準優勝をしているものの、この七国スピリッツには一度も勝ったことがありません。

周りに陣取る人達も、心なしか多くなり否が応でも緊張感が高まります。
この試合でも先制点を奪われてしまい・・・
それでも取られて、取り返すのシーソゲームに持ち込み、引き分け、抽選での決着かな、と思われた瞬間・・・
ベアーズのメンバー達は諦めていませんでした。
見事にパスインターセプト(パスカット)で、まさかの逆転勝ち!

改めて、この代のベアーズの心の強さを知りました。
今年も多くの対戦が見込まれる、八王子ダービー


決勝戦
僚友、小柳ライトニングス

先日の関東交流会では1-2の惜敗。
そのリベンジマッチです。

カップトーナメント決勝に見慣れない顔ぶれの2チームが激突

運よく先制点を奪った直後、注意していた大外を案の定マクられて、同点トライ・・・のハズが、トライーゾーンを越えてしまいノートライ。
コレがウチに取ってはラッキーな出来事となり、その後は勢いを保ったまま逃げ切り。
初のTOKYO CUP優勝となりました。
交流会でヤラれたコトを今回は防げたのが勝因の一つでした


表彰式前、普段したことがない表彰式用「バンザイ!」を、こっそりと練習していたのは内緒です。。。


この日、こういった結果が出せたのはメンバーの頑張りはもちろんありますが、毎週土日、火曜の夜練、そして当日の昼休みに練習に付き合ってくれた中学生達が、全力で相手してくれたお陰です。
また、試合途中や試合後のアドバイスが的確すぎてコーチ不要なぐらい。
普段は憎たらしい、騒がしいけど、頼りになる先輩達です。
サポートありがとう!!!


この大会を主催、運営頂いた七国スピリッツ関係者の皆様はじめ、協力関係者の皆様、これだけの大きな大会が無事に開催された事に感謝です。
不審者も幸いながら捕まったみたいですし・・・
ありがとうございました。


いずみの森ユナイテッド保護者の皆様
トップチームが良い結果を出せた事、ありがとうございました。
また、ドラゴンズやライオンズへのサポート、ありがとうございました。
急な車での移動、雨の中の帯同、本部運営サポートと、大変だったと思います。
本当に助かりました。
カップトーナメントは全ての試合が本当に充実していました
優勝おめでとう!
来年じゃなく、今年頑張ればトップチーム入り出来るんだよ!
未来のベアーズ達!これからこれから!!!



さてさて・・・

ベアーズのみんな

まだまだチャレンジャーの意識だと思うし、本当にその通りだと思います

ですが、

今日の結果を見て(知って)、徹底的に研究される対象となったのは事実です。
今日の結果に満足していると、あっという間に追い越されるのは分かりますよね!?

今日の結果を心の財産として誇りを持ちつつ、来年の全国決勝大会で頂点に立つ事を目標に、上手になろう!
練習して、みんなで話しながら、成長しましょうね!



おまけ・・・
超個人的なコト・・・

昨年度チャンプの七国スピリッツ戦
ウチのチームで3年生から続けている、運動神経も良い方ではない、6年生の大人しい女の子が素晴らしいトライを決めました。

入ってきた当初は、「だ、大丈夫か???」と全員が思ってしまうほどの動きで、声も聞き取れないぐらいのか細い声。

でも真剣に努力を重ね、大きなプレッシャーの中であがき続け、凄い相手にトライを取った瞬間、恐らくですが彼女を知っている保護者やOBOG、コーチ陣みんなが飛び上がって喜びを爆発させたと思います。(ワタシは涙が出ちゃいました)

運動神経の良い子供だけが活躍出来るスポーツじゃないってコトを、彼女は実現してくれました。

いずみの森ユナイテッドというチームが目指しているいろいろなモノが徐々にですが、カタチとして現れはじめてきてる・・

そんな感じのした1日でした。